初めてのビットコイン

ビットコインをはじめ、仮想通貨に関して個人的に発信するブログ

BTC先物上場直前です

シカゴ・オプション取引所(CBOE)で、ビットコイン先物取引が米中部時間の12月10日17時(日本時間で12月11日8時)にスタートします。

CBOEは、今までの仮想通貨交換業者の運営していたような私設取引所ではなく、世界有数の取引量を誇る大取引所です。

同じく世界最大級のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でも、ビットコイン先物取引が18日にスタートします。

この事によって、これまでなじみも薄く、その取引のほとんどが個人に依っていた仮想通貨が、銀行や証券会社、ヘッジファンドなどの機関投資家による巨額の資金が流れ込む場となるのです。

さて…
……

「投資戦略として長期投資すると言ったな、あれは嘘だ!」



当初は長期での運用で考えていた仮想通貨ですが、ちょっと考え方を変える事にしました。
これからは短期トレードや、状況によっては資産の現金や他の投資商品への退避も頭に入れておきます。
短期トレードも安全性を高めるための手段として行います。

と言うのも、仮想通貨を取り巻く環境が、今回の件で大きく動く可能性があると考えたからです。


これまでもアジア通貨危機やポンド危機など、ヘッジファンドによる売り浴びせによる暴落が起こりましたが、ビットコインにおいても同じ事が起こる可能性は高いのではないかと個人的に考えています。

それがいつ、どのタイミングで起こるかというのはわかりませんが、今のところ価格形成が投資家個人の思惑で成り立ち、実経済や実需に基づかず、しかも値動きの激しい仮想通貨は、ヘッジファンドにとっては絶好の狩場に見えるでしょうし、むしろ見逃す筈がありません。
買い煽りからの売り浴びせで焼け野原にした後に、底値で総ざらいだってやってきます。

タイミングをつかめれば大儲けだってできるでしょうが、逃せば大火傷なんてことにもなりかねませんので、注意していきたいです。

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CBOEとCMEへのビットコイン先物上場。
波に乗るか一歩引いて見るか。
どちらにしても、仮想通貨の世界は今後はより油断できない相場になりそうですね。